吉野北高校図書委員会

 先週末にぷらっと出かけた旅行で、おともをつとめてくれた文庫本が「吉野北高校図書委員会」(山本渚・著)。徳島県(たぶん。著者の出身地だし。方言だし)の進学校の図書委員が、図書館で繰り広げる、恋や友情を軸にした青春物語。透明な、さらさらとした感触の作品で、かなり気軽に読めた。表紙が最近気になっている今日マチ子なのも、とてもよい感じ。
 中学生のころ、放課後のほとんどを図書室で過ごし、いろいろ甘酸っぱい(!?)思い出を抱えた自分にとっては、本当にど真ん中ストライクの作品だった。
(今回の日記は、レビューよりちょっとだけ個人的な想いを書き留めてみただけ)

〔MF文庫ダ・ヴィンチ吉野北高校図書委員会