つかの間、京都

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 チケットショップで「青春18きっぷ」を購入し、日帰りでぷらっと京都へ出かけた。
 新幹線なら1時間もかからない道のりだが、新快速や普通列車を乗り継いで約2時間半。しばらく前に買ったのに、読まずに放置していた三崎亜紀の短編集(なぜかサイン本)のページをゆるゆるとめくりながら過ごす。
 京都では、神社・仏閣巡りには関心が薄いので、街中をぷらぷらしたり、無目的かつ気ままに時間と空気感を楽しんだ。
 京都に来たら、絶対にはずさない(というか、鉄道で来る以上、はずしようがない)京都では、お気に入りの駅ビル大階段をのぞく。沖縄音楽のライブに何となく集まったのか、多くの人が階段に座りこんでいた。カップルがほぼ一定の間隔で川べりに座っていたりするし、京都では屋外空間で座って過ごすことが、ある種の文化として息づいているのかも知れない。