食べごろ
実家から送ってきたメロンが食べ頃に。昨日の晩から冷蔵庫で冷やしていたため、今日は朝からメロンの冷え具合を想い、仕事が手につかなくなりそうなほどだった。
夏の果物といえば、スイカのほうが圧倒的に「代名詞」的な立場を占めているが、個人的にはメロンに軍配を上げたい。繊細な網目模様は、スイカのアバウトな縞模様より数段緻密だし、種がひとところにかたまっているのも好ましい。
メロンを食べるときには、包丁をおもむろに入れて縦に真っ二つ。一人が1回に食べるメロンの量は、2分の1個が最適だ。しかも、切れ目などは入れずに、スプーンでずぶずぶとすくって食べる。甘みの弱いツルのほうから順番に食べるのが、最後までおいしく食べるコツだ。青肉のほうが上品なイメージもあるが、「ここまでが実ですよ、おいしく食べてください」と強く自己主張する赤肉のメロンに、大いに心ひかれる。
残っているのはあと1個半。楽しみはまだまだ続く。