夜中の読書

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 先週、胃腸カゼで半ば寝込みかけたせいか、一日の生活リズムが狂っている。夜中についつい、本に手が伸びる。
 きょうの本はミクシイを通じて、9か月ぶりに連絡をとったひとから、紹介してもらった1冊だ。何日か前に出したメッセージの返事が今日届き、タイトルと著者の名前を頼りに、地下街のあまり大きくない書店で無事手に入れた。
 3人の少年がひと夏に経験した物語。こう書くと、子どもの頃にはまって片っ端から読み尽した「ズッコケ三人組シリーズ」みたいだが、もっと淡々として、それでいて最後に残る不思議な読後感・・・。
 詳しい感想その他は別の機会に譲るが、この作品の中で不意に、故郷の隣の2つの地名に出会った。物語に大きな影響を与えるような必然性をあまり感じなかっただけに(しかも実在の町名)、余計に驚いた。紹介してくれたひとは、ぼくの故郷などきっと知らないだろうから、本当に不思議な偶然だ。