そうだ 京都、行こう。

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 3連休の中日、日帰りで京都に行ってきた。京都に行くのは何回目だろうか、何度も訪ねる街だが、正直言って京都の良さは今ひとつぴんと来ない。
 確かに、美味しいイタリアンレストランや雰囲気のあるおでん屋さん、素敵な小物屋さん・・・と魅力的なお店はたくさんある。神社や仏閣をはじめとする観光名所も数多い。だが、トータルとしての京都は、自分に対して強い訴求力を持つ街とは言えない。
 旅行先として自主的に選ぶことはなく、誰かに誘われたり、たまたま京都に滞在している誰かに呼び出されたり。そうそう、高校生の時に「修学旅行の行き先だから」という理由で訪れたのが、初めての京都だった。
 今回も人に誘われての京都旅行。3連休の中日のうえに、紅葉真っ盛りのまさに観光シーズンど真ん中。混雑は予想以上で、京都駅から嵐山方面に向かうJRは、さながら東京の通勤ラッシュ時の地下鉄のようだった。
 観光客がぞろぞろと歩く嵐山を、言われるままに紅葉の名所を巡る。あまりの人の多さに正直辟易していたが、確かに紅葉としてはベストシーズン。常寂光寺の紅葉の美しさには思わず感動した。うーん、この美しさのために、人はわざわざ満員電車に乗って、くたびれ果てるまで歩いてくるんだなあと、ついつい納得するほどの美しい眺め。
 結局、帰り道のバスでやっぱりくたびれ果ててしまったんだけど。

 因みに、写真3枚目は京都駅の駅ビル。京都に行っても自主的に行きたい観光スポットがないため、人に連れ回されてばかりなのだが、京都駅だけは唯一、毎回行きたいと思う場所。原広司が設計し、大屋根や吹き抜け、10階まで続く大階段の上からの眺めは、本当に心地よくて大好きだ。