能登にいます【3日目】
昨日ちらっと書いた朝市の話が紙面に載った。しかし・・・写真(カメラマンの人に撮っていただいた)は1面に載ったのに、肝心の僕が書いた記事は社会面の「ベタ記事」になってしまった。
そして、扱いよりも気になったのは記事のトーン。写真には「朝市閑散」の見出しが付き、文章も石川県内の観光地の影響をまとめた記事に吸収されて短くなった。地震直後の大変な時に、伝統の朝市を再開して元のにぎわいを取り戻そうとする人たちの、ひたすら前向きなストーリーを書いたのに、いつの間にやら「地震の影響で観光地は閑古鳥」で話が終わってしまっているのだ。こういう時こそ、復興に向けて頑張る地元の人を少しでも後押しできる記事が載るべきなのに。
愚痴を書いても仕方ないので、きょうの出来事をもうひとつ。輪島市役所の記者室で見かけた、東京のキー局の女性記者。「どこかで見たことがあるなあ」と思ったら、昨年までアナウンサーだったR記者。どうりで華やかさが違うわけだ。